旬食予報

かぼちゃ
今月の旬食・かぼちゃ
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  • 今月の旬食

    かぼちゃ

    ずっしりと中身の詰まった かぼちゃ

    カロテンが豊富な「かぼちゃ」は、野菜の中でもトップクラスの栄養価を誇ります。 主な種類はカボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類。私たちが普段よく口にしているのは西洋カボチャです。ひょうたんのような形の「バターナッツ」や、茹でると実がそうめん状になる「そうめんかぼちゃ」など、ユニークなカボチャもあります。
    収穫されるのは夏場ですが、追熟させると水分が抜け、味わいも栄養価も高くなります。
    10月の出荷量が多いのは北海道、第2位は青森県、第3位は群馬県。年間生産量も北海道が日本一となっています。

  • かぼちゃの主要産地
  • かぼちゃのおすすめポイント

    かぼちゃは身体にやさしい

    三大抗酸化ビタミンといわれる、β-カロテン、ビタミンE、Cが多く、3つの成分が相乗的に働くことで、生活習慣病の発症や進行を抑制します。ビタミンEは、冷え性の緩和にも効果的。皮には果肉以上にカロテンが豊富に含まれているので、皮ごと調理をするのがおすすめです。

  • かぼちゃのおすすめポイント

    かぼちゃの選び方

    完熟しているかを見極めるポイントは、ヘタです。コルクのように枯れて乾いているものを選びましょう。皮にツヤがあって硬く、しっかりと重みのあることも大事です。カットされたものは、種がしっかりと詰まっていて、果肉が鮮やかな色をしているものがよいでしょう。

  • かぼちゃのおすすめポイント

    かぼちゃの保存方法

    夏から秋にかけて収穫されるかぼちゃを冬至に食べる習慣があるのは、貯蔵がきく野菜だからです。丸ごとの状態のままなら、風通しの良い冷暗所で1~2ヶ月保存が可能です。カットしたものは傷みやすい種の部分をくり抜き、ラップをして野菜室へ入れましょう。

  • 出荷カレンダー

    出荷カレンダー

    主な生産地である北海道をはじめ日本全国各地においても、6月には気温があまり上がらなかったことや、日照不足による、初期の生育不良がありました。そして、7月~8月上旬には高温や干ばつ、9月には再度の低温・日照不足等に見舞われており、かぼちゃの栽培においてはマイナスの条件が重なってしまっている模様です。そのため、かぼちゃの出荷は前年・平年を大きく下回る見込みで、品質や価格などにも影響が出ることが予測されています。

  • ウェザーニュース長期予報

    ウェザーニュース長期予報

    今年の夏は、記録的な猛暑となったところが多く、台風などによる気象災害もありました。10月中旬以降は、台風シーズンもようやく終わり、晴れと雨が周期的に変化する天気となります。10~12月は全国的に気温は平年より高めで、秋はゆっくりと深まる見込みです。11月以降は寒気が流れ込む日が増え、初雪エリアが南下。東・西日本は平年より曇りや雨の日が多く、12月は西日本の日本海側でも雪の降る日があり、大雪に注意が必要です。

  • 特産地の平均気温

    特産地の平均気温

    かぼちゃは、気温が高すぎると高温障害が出るので、今年の猛暑は心配されました。代表的な産地である北海道の平均気温は、平年よりも低めで、逆に低温による生育不振に見舞われました。9月は平年より高めとなりました。ひと雨ごとに気温が下がり、秋の深まりが増していきますが、10~11月の気温は平年よりも高めの予想となっています。

  • 特産地の日照時間/降水量

    特産地の日照時間

    8月は大雨、台風の影響で曇りや雨の日が多く平年の1.5 倍の降水量となり、雨が多く、日照時間も平年より少なくなりました。9月は一転して、雨の量は少なく、日照時間はほぼ平年並みとなりました。10月~12月は、晴れと雨を繰り返す周期変化となります。日本海側では、10月後半から寒気の影響で日照が少ない日が増えます。台風シーズンは終わり、日照時間と降水量は平年並みの予想です。

かぼちゃ
かぼちゃ
かぼちゃ
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